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東宝 日比谷シアタークリエで大竹しのぶ、草笛光子主演ミュージカル「グレイガーデンズ」を見ました。
アメリカのケネディ大統領夫人ジャクリーヌの叔母とその娘の実話が基になっているそうです。
第1幕はグレイガーデンと呼ばれるセレブなお屋敷での、娘の婚約パーティの日。最高の幸せの雰囲気から徐々に様子が変わっていきます。
ラストは大竹しのぶ演じる母が華やかに美しく少しの狂気を含みつつ
歌います。
第2幕は30年後に無数の猫と住むゴミ屋敷となったグレイガーデンズの母娘。
大竹しのぶは娘役(といっても56歳の娘)で登場。
このファッションが特徴あり。ウエストの入らなくなったスカートを上下逆に履いたり、常にブラウス、セーターなどを頭に巻いています。
この着こなしは後に世界のデザイナーに影響を与えファッションアイコンになるそうで、これについてだけでも興味がわいてきますが。
見方によっては世間通念から自由に、自分の感覚に正直な母娘の生き方。
それでも葛藤もあり、いろいろな想いを呼び起こされました。
大竹しのぶ、すごいです。
1幕は、歌で自己表現しつつ、夫には理解されないセレブな母、
2幕は世間から離れて年を重ねていく迷い、心細さ、それから可愛らしさもある娘、両方を演じていました。
グレイガーデンについては検索するとたくさんの情報があります。
とても興味深いです。