先月「ハーブ&ドロシー」を見て来ました。
ニューヨークのアートコレクター夫妻のドキュメンタリー映画です。
監督は佐々木芽生さんという日本女性。
ハーブ&ドロシー夫妻は郵便局員と図書館の司書というカップルでしたが、
お給料で買える金額、アパートに置ける大きさという条件で
せっせと画廊を廻りコツコツと現代アートを収集していきます。
そしてアパートがアートでいっぱいになった時、ナショナルギャラリーへ
作品を寄贈することになります。その数、2000点!を超えたそうです。
ナショナルギャラリーで自分たちの収集した作品を見る二人は本当に幸せそう。
お互いに相手がいなかったら、できなかったと話します。
学校で指図されるのが大嫌いだったというハーブは自分の価値観を信じて大切にする人なんですね。
若いアーティストのまだ値段の上がっていない作品を集めていきます。
作品の評論、解説はしません。
「きれい」という言葉で表わします。
年を重ねてからも二人が手をつないで画廊に出かけていく様子が印象的でした。
イラストは若い頃のハーブ&ドロシーと現代のハーブ&ドロシー
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